オペラ初心者でも楽しめる!ベストシーズンとイタリアのおすすめオペラ歌劇場を紹介!

SHARE

オペラ初心者でも楽しめる!ベストシーズンとイタリアのおすすめオペラ歌劇場を紹介!

日本では「オペラ鑑賞」というとハイソなイメージで少しとっつきにくい様に感じがちですが、本場イタリアでは若者がデートに使うくらい身近で初心者も充分リラックスして楽しむことができるんですよ。

 

今回はオペラ発祥の地イタリアで音と美と歴史の共鳴を感じることのできるおすすめ歌劇場や、初心者が知っておきたいマナーなど伝統ある芸術をより深く楽しむために役立つ情報をご紹介します。

スポンサーリンク

イタリアはオペラ発祥の地

オペラ初心者シーズンイタリアおすすめ歌劇場

出典:https://pixabay.com/

現在、日本を含めて世界各国で日々上演されている人気の高い「オペラ」というと、ヴェルディやプッチーニなどイタリアの音楽家によるもの、モーツァルトやワーグナーなどドイツ系音楽家によるもののほか、フランスのビゼーなどヨーロッパ各国の作品が並んでいますが、もともとはイタリアで生まれた音楽形式で、「オペラ(Opera)」という言葉もイタリア語なんですよね。

 

この言葉は「仕事」や「作品」という意味を持っており、歌によってストーリーが進んでいく演劇やその作中で使われる楽曲を「Opera musicale」=「音楽的作品」と呼んだことからその名前がついたといわれています。

 

オペラの歴史は非常に古く、遡ると16世紀のルネサンス後期、芸術の都フィレンツェで古代ギリシャの演劇を復興させようとする音楽家達の活動によって生まれました。

 

最古のオペラは1597年に作られた「ダフネ(ヤコポ・ペーリ作曲)」ですが現存しておらず、現代でも上演されている最も歴史ある作品は1607年にマントヴァで初演された「オルフェオ(クラウディオ・モンテヴェルディ作)」です。

 

フィレンツェで生まれたオペラは、 モンテヴェルディの活躍によりヴェネツィアを始めとするイタリア各地で数々の作品が誕生し、特に18世紀頃にはナポリで大人気を博しました。

 

さらには隣国フランスやドイツからロシアなどヨーロッパ全域に広がり、各国の言語や特徴を取り入れた様々なスタイルのオペラが作られるようになったわけなんですね。

スポンサーリンク

イタリアのオペラのベストシーズン

オペラ初心者シーズンイタリアおすすめ歌劇場

出典:http://ckane2.web.fc2.com/

オペラの本場イタリアではどこの都市へ行ってもオペラを楽しむことができますが、ひとつだけ注意しておきたいのがシーズンです。

 

基本的に、探せば1年中どこかでオペラが上演されていることがほとんどのイタリアでも、まず7月~8月の夏休み中は夏季イベントなどがある場合を除いて休演しています。

 

夏にオペラが休演するのは、始まった当初は冷房設備などがなく夏場は暑くてオペラを演じるほうも観客側も到底楽しめるような気温ではなかった、という伝統的な理由があるんですよ。

 

そのため、今でもオペラのベストシーズンは冬から春にかけてとなっており、実際、世界的に最も有名で観光客が多く集まるミラノのオペラ劇場「スカラ座」は、伝統的に12月7日(キリスト教のミラノ守護聖人の日にあたる)に開幕し、翌年6月までの公演スケジュールが組まれているので、ベストシーズンは12月~6月頃といえるでしょう。

スポンサーリンク

オペラ初心者が知っておきたい4つのこと

オペラ初心者シーズンイタリアおすすめ歌劇場

出典:https://pixabay.com/

オペラ初心者には敷居が高いような気もする劇場ですが、初心者だからこそ本場のオペラを楽しむことが大切。その迫力ある演劇は、たとえば同行者がそれほどオペラに興味がなかったとしても一気にその世界にハマッてしまうほどの魅力を持っています。

 

ただ、やはりベストシーズンひとつをとっても伝統を大切にしながら上演されるオペラは、その昔ヨーロッパの貴族などが楽しんだ上品な芸術なのでマナーを知っておかなければ恥ずかしい思いをしてしまう可能性があります。

 

ここでは、オペラを気兼ねなく満喫するために初心者が理解して頭においておきたい4つのことをご紹介します。

 

1.服装

特に女性は、オペラを観に行くときにどのような服装をするのか悩むことが多いのではないでしょうか。ここは日本の伝統芸能の歌舞伎などを観に行くときと同じように考えると間違いないでしょう。

 

特別張り切ってドレスなどの正装をする必要はまったくありませんが、ゆったりと座ってリラックスしながら心地良い音を楽しむことがオペラの最大の目的なので締め付けがあまりない服装がおススメです。

 

オペラ劇場内は思いのほか空調が効いていて冷えたり、逆に暑く感じることが多いので温度対策ができるように羽織るものを持っていくとベストですよ。

 

男性だとジャケットスタイルと革靴、ネクタイも持っていたほうが良いでしょう。女性はノースリーブのワンピースにカーディガン、などの服装がノーブルで間違いのないスタイル。イタリアはファッションの国でもあるので、シンプルテイストかつアクセサリーや靴などに気を配ったオシャレを目いっぱい楽しむと気分も華やぎそうですね。

 

2.夕食はオペラ鑑賞後がおススメ

オペラ鑑賞中には休憩が入りますが、この休憩時間は意外と短いもので10分前後という設定が基本となっています。お腹が減りすぎていると演劇に集中できないですし、逆にお腹がいっぱい過ぎても眠たくなったりする場合があるので食事時間には注意が必要です。

 

鑑賞前にカフェなどで軽食を取ったあと観に行き、休憩時間中に少し口に入れられる緒コレートなどのお菓子を持って行くと便利ですよ。

 

3.拍手のタイミング

鑑賞中に困るのが拍手のタイミング。オペラを観ていると、時々立ち上がって拍手をしたり「ブラボー」と声を掛けたりしていますが、初心者にとってはどのタイミングで拍手をすれば良いか分かりにくいですよね。

 

掛け声なども含めて、タイミングを外すとどれだけ自分が素晴らしいと感じていても、上演の邪魔になってしまうので最初のうちはあまり自己主張せず、周囲の動きに合わせておくと良いでしょう。

 

また、作品が終わったあとのカーテンコールで出演者が舞台上に再度現れるので、そのときにお気に入りの歌手が紹介されたらそのときに改めて大きな拍手を送ると「通」な感じがして格好良いですよ。

 

4.咳やくしゃみ

鑑賞中、拍手などのタイミングと同じくらい困ってしまうのが突然の咳やくしゃみではないでしょうか。オペラは基本的に静寂の中で演奏を聴いているため、咳やくしゃみの音は意外なほど周囲に響いてしまうものなんです。

 

だからと言って、身体の生理現象なので無理矢理止めるというわけにもいかないですよね。一度や二度の咳、くしゃみであればハンカチやタオルで口を覆って音を抑えながらであれば問題ないでしょう。ただ、何度か連続で続くようなら頃合を見計らって一度演奏中のホールから出るなど配慮した動きをするように心がけるのがマナーです。

 

まずは、鑑賞前にひざの上などすぐに手が届くところへハンドタオルやハンカチを用意しておくと便利なので覚えておいてくださいね。

スポンサーリンク

初心者にもおすすめのイタリアのオペラ歌劇場5選

オペラ初心者シーズンイタリアおすすめ歌劇場

出典:http://www.bbc.com/

オペラ発祥の地、イタリアを歩くと中心地には必ずといって良いほど「オペラ座」があります。イタリアは150年ほど前まで国として統一されておらず、長い間ミラノやフィレンツェ、ヴェネツィアなどそれぞれの都市が独立している都市国家の形態をとっていた場所なので、観光で訪れる各地域に芸術の中心としてオペラ座が建設されているんですね。

 

その中でも、建物を含めて鑑賞価値が高く観光客としてオペラ初心者が行っても満足できるおすすめのオペラ歌劇場を厳選しました。

 

どこへ行くか迷う!という方や主要都市へ行かれる方は、ぜひ近くにあるおススメのオペラ座に足を延ばしてみてくださいね。

 

1.オペラ座

オペラ初心者シーズンイタリアおすすめ歌劇場

出典:ローマより愛をこめて – エキサイトブログ

イタリアの中心地、ローマには観光客が気軽に行けるオペラ座があり、11月から6月までのシーズン中にオペラはもちろん、バレエなどを観ることも出来ます。土日を除くと当日券も入手しやすいのでシーズン中に旅行でローマを訪れるなら一度は行ってみたいところです。場所も主要駅のテルミニ駅から徒歩で行ける分かりやすい位置にあるので、観光途中に立ち寄ってみると楽しみが増えそうですね。

 

2.スカラ座

オペラ初心者シーズンイタリアおすすめ歌劇場

出典:フォートラベル

世界中のオペラファンが一生に一度は行ってみたいと口を揃えて言うミラノのスカラ座。ここの舞台に立てるアーティストはごく限られたトップクラスの者のみという、まさに世界最高峰のオペラが楽しめる場所で、オペラ歌手や演奏者側の憧れの場所でもあります。

 

ミラノといえばファッションの最先端の街でもあるので、「ミラネーゼ」と呼ばれるオシャレなミラノっ子達と一緒に世界一と呼ばれるオペラを素敵な服装で満喫したいですね。

 

観光の中心地からも非常に近く建物の外観も荘厳、さらにスカラ座の中には「スカラ座博物館」が併設されており、イタリアのオペラを歴史を肌で感じることができるんですよ。

 

舞台で着用された衣装なども展示されているので、オペラを観る時間がどうしても作れないという方は博物館に立ち寄ってみることをおススメします!

 

3.サン・カルロ劇場

オペラ初心者シーズンイタリアおすすめ歌劇場

出典:https://allabout.co.jp/

イタリアの中でも特にオペラが隆盛を誇ったナポリにあるサン・カルロ劇場は18世紀に建てられた現役のオペラハウスの中では最古の歌劇場です。

 

ローマのオペラ座、ミラノのスカラ座とあわせて3大歌劇場ともいわれるほど知名度の高い場所で、観光客が多く訪れるため初心者もデビューしやすいんですよ。

 

歴史ある建物はそれだけでも一見の価値がありますが、中に入って豪奢な内装に包まれながらオペラの優雅な音に耳を傾けていると、それだけでヨーロッパ貴族になった気分を味わえそうですよね。

 

4.フィレンツェ市立歌劇場

オペラ初心者シーズンイタリアおすすめ歌劇場

出典:HEROのアナログな生活

イタリア旅行でフィレンツェに立ち寄るなら、オペラ発祥の地でゆったりと鑑賞する時間を取っておきたいものです。

 

芸術の都フィレンツェで初心者も本格的なオペラを楽しめる場所「フィンレンツェ市立歌劇場」は1862年の設計が元となっており、先進的な野外のアリーナ状形態で作られています。

 

ここにも、やはり世界を代表するアーティストが集まり名演を繰り広げていますが、観光客の多い場所なのでオペラが初めてという方も気軽に行けると評判なんですよね。

 

毎年5月には「フィレンツェ音楽祭」が開催され、春の陽気と素晴らしいオペラに心を躍らせることもでき、街を飾るルネサンス芸術の絵画や彫刻とともに音楽にも耳を傾けられる素敵な季節がやってくるんですよ。

 

5.ヴェネツィア フェニーチェ劇場

オペラ初心者シーズンイタリアおすすめ歌劇場

出典:イタリアの誘惑 – ココログ

最古のオペラ楽曲を作ったクラウディオ・モンテヴェルディが、特に活躍したヴェネツィアにも初心者におススメの有名な歌劇場があります。

 

ヴェネツィアの「フェニーチェ劇場」は1792年に建てられた由緒あるオペラハウスで、「世界でもっとも美しい劇場」と呼ばれていましたが、二度の火災に遭いその都度再建されてきた受難の建物なんですね。

 

それだけにヴェネツィアの人々にも非常に大切にされ、また誇りとして愛しているこの劇場は先鋭的なオペラ作品を応援してきたという歴史もあり、後に大作や名作として演じ続けられている作品の初演を次々と行っています。

 

脈々と続くオペラの歴史に触れながら、新しい作品を観てみたいという方はフェニーチェ劇場で世界の最先端をいくオペラを鑑賞することが出来るかもしれませんよ♪

 

オペラ初心者でも楽しめる、本場イタリアのおススメ歌劇場やベストシーズン、知っておきたいマナーなどをご紹介しました。

 

海外旅行でオペラ鑑賞なんてハードルが高そう、と二の足を踏んでいる方も多いかもしれませんが、今はインターネットなどでも簡単にチケットが予約できるのでイタリアを訪れるなら情緒豊かな街並みや数々の絵画や彫刻などの芸術作品とあわせて、オペラに時間を割いてみましょう!一生の思い出に残ることは間違いないので、特に大切な人と一緒に行ってみたいものですね。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です