ドイツのおすすめ世界遺産ランキングベスト10

ドイツ世界遺産おすすめランキング

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ドイツのおすすめ世界遺産ランキングベスト10

「なぜ、人は世界遺産が好きなのか?」そこにある魅力とは、歴史的価値、文化的背景、自然の生んだ荘厳な景色といったところでしょうか。いずれにしろ、先人たちが作り上げた世界に、人の偉大さを感じ、時の旅行も出来る喜びがあります。

 

今回、ご紹介したいのはドイツの世界遺産です。島国で他国の侵略を受けていない日本と違い、そもそも「ドイツ」という定義をどうするか?があります。神聖ローマ帝国時代、大ドイツ時代(現在のオーストリアを含む地域)と国の領土が変わりますが、今回は、現在のドイツに存在する世界遺産をご紹介します。

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ドイツで有名な世界遺産って?

ドイツの世界遺産で切り離せないのが、「キリスト教文化」にまつわるものです。その代表的なものの一つが「アーヘン大聖堂」です。

 

ドイツ最初の世界遺産「アーヘン大聖堂」

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出典:Naverまとめ

北部ヨーロッパ最古の聖堂で、1978年、ドイツで最初に登録された世界遺産でもあります。「皇帝の大聖堂」ともいわれ、カロリング朝フランク王カール大帝が埋葬されています。

 

936年から1531年まで玉座が設置された場所で、30人の神聖ローマ帝国の戴冠式がここで行われた歴史的にも意義深い場所になっています。

 

建物としては、古典主義やビザンティン様式、ドイツーロマネスク様式など様々な建築様式が融合して作られ、中心には高さ八角形のドームがあります。これは中世のキリスト教では「八」は復活を意味し、現世へ再び、舞い戻る思いを感じ取れるのではないでしょうか。

 

涙を流すキリスト「ヴィース巡礼教会」

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出典:Naverまとめ

ドイツ南部にあるシュタインガーデン。オーストリア国境近くにあるヴィース地区にある巡礼教会は、ある伝説を持つことで多くの観光客が訪れます。

 

ここには別名「鞭うたれるキリストの巡礼聖堂」の異名を持つ像があります。そもそも、修道士たちによって作られたキリスト像は、鎖につながれ、血と傷にまみれた哀れな姿をしすぎていたために、修道院の屋根裏部屋に
しまわれ、見捨てられた存在になっていました。

 

しかし、1738年、信心深い農婦、マリア・ロリーが哀れに思い、引き取り、数か月にわたり祈りを捧げたところ、キリスト像が涙を流しました。この話が、「涙の奇跡」と言われ、やがて多くの巡礼者が訪れました。そして1740年には、牧草地に巡礼堂が建てられたという歴史を持ちます。

 

ドイツの世界遺産、興味が湧いてきたでしょうか?では、あなたの目で確かめていただきたい、おすすめの世界遺産ランキングベスト10をご紹介したいと思います。

 

ドイツのおすすめ世界遺産ランキングベスト10

 

10位 千年の時を超えて残る町「バンベルク市街」

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出典:Wikipedia

「バイエルンの真珠」と称される古都バンベルク。日本でいえば、さしずめ奈良、京都といったところでしょうか。町全体が世界遺産となっており、美しき中世ドイツの佇まいが残っています。

 

11世紀、ハインリヒ2世が建設したカトリックの大聖堂は町のシンボルです。聖堂内には、ドイツ中世美術の傑作「バンベルクの騎士道」を有しています。修道院や宗教建築は、第2次世界大戦の戦火を逃れ、石畳の路地やカラフルな木組みの家々も、1000年以上の時を超えて残っています。

 

「バンベルク新宮殿」「旧宮殿」と見どころは満載ですが、特におすすめなのが「旧市庁舎」です。レグニッツ川の中州の北端にあり、橋を渡るとすぐ建物!という何とも物珍しい風景になっています。インスタグラムにも思わず、アップしたくなるような風景です。正面にはフレスコ画、左側にはハーフティンバー様式の建物となっています。この周辺は「小ヴェネツィア」とも呼ばれ、漁師たちの住宅が並ぶ、美しい景色が広がっています。

 

9位 ヨーロッパで最古の歌劇場「バイロイト辺境歌劇場」

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出典:Wikipedia

現存するヨーロッパ最古の歌劇場として、また、ヨーロッパのバロック様式で最も美しいと称されるのが「バイロイト辺境歌劇場」です。18世紀にバイエルン州の都市、バイロイトに建てられ、建築当時のまま、豪華絢爛な姿が今も残る貴重な建物です。

 

プロイセンのフリードリヒ大王の姉にあたるヴィルヘルミーネは音楽を愛し、当時の一流建築士、ジュゼッペ・ガリ・ビビエーナに依頼。5年の月日をかけて作られました。この劇場を愛する有名人の一人が、19世紀のドイツを代表する作曲家であり、指揮者であるリヒャルト・ワーグナーです。ワーグナーは、自作のオペラ「ニーベルングの指環」の上演先を探していたところ、この劇場を気に入り、バイロイトを拠点に活動をしていきます。今では、ワーグナーの聖地としての人気の高さを誇っています。

 

8位 ファンタジーあふれる庭園「デッサウ・ヴェルリッツの庭園王国」

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出典:Wikipedia

ドイツの中部のザクセン・アンハルト州の都市、デッサウ・ベルリッツにある世界遺産が、ヨーロッパにおいて最初に作られた巨大な英国式庭園です。「ヴェルリッツの英国式庭園」とも呼ばれ、多くの歴史的建造物や公園が集まり、まるで「不思議の国のアリス」にも出てきそうなファンタジー溢れる空間になっています。

 

18世紀に、この地の領主であるヨハンゲオルク2世がオランダ総督の娘、ヘンリエッテ・カタリーナと結婚した際に、ネーデルランド地方(現在のオランダ)から技術者を集めて、その基礎を建築。その後、英国をこよなく愛する侯爵レオポルト3世の指揮により、大小100以上の宮殿を含めた英国式庭園を作り上げます。英国式の特徴は自然の景観美をとことん追求したものです。エルベ川とムルデ川に沿った水に恵まれた景色は、時が経つのも忘れるほど、見とれてしまいます。また、季節ごとに移り変わる景色も庭園の大きな魅力となっています。

 

7位 レンガ造りの交易地「ハンブルクの倉庫街とチリハウスを含む商館街」

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出典:Twitter

ドイツの北西部に位置するハンブルク。北ドイツの伝統的なレンガ造りのゴシック建築が残るのが、倉庫街(シュパイヤーシュタット)です。明治日本の産業革命時と同時期に作られた倉庫で、19世紀後半から20世紀初頭に掛けて、産業発展の象徴とも言えるスポットです。

 

かつては、コーヒーや香辛料、たばこなどの貿易が盛んに行われてきました。今もその名残としてのお店や香辛料博物館があります。この歴史的倉庫群は、道路、運河、橋りょうが結ばれており、景観としての美しさを誇ります。また、日没後には倉庫街がライトアップされ、水と光と建物が織りなすロマンチックな空間は、記憶に残る風景となるでしょう。横浜や神戸を例に出すまでもありませんが、レンガ造りの倉庫って、なぜか、おしゃれですよね。

 

6位 人工滝の水の芸術「ヴィルヘルムスヘーエ丘陵公園」

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ドイツ中部ヘッセン州、グリムの町として知られるカッセルの市内西部にあるのがベルクパルク・ヴィルヘルムスヘーエ。1696年、ヘッセン・カッセル伯カールの手によって建設が始まり、その後、イタリアの建築家ジョバンニ・フランチェスコ・グエルニエロが巨大な噴水を建設。賢明な領主の美徳を象徴にしたヘラクレス像の足元から湧き出る噴水は、なんと52メートルにも達します。山の斜面を流れ落ちる滝の風景は「水の芸術」の呼び声もあります。文化や自然を調和させた造園芸術の傑作は是非、自分の目で確かめていただたきたいものです。公園内には、ヴィルヘムスヘーエ城や廃墟風に作り上げたレーヴェンブルク城があります。ヨーロッパの絶対主義時代の権威が残る世界遺産となっており、城マニアの方にも楽しんでもらえるスポットです。

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5位 プロイセン王の避暑地「ポツダムとベルリン宮殿郡と公園郡」

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出典:海外旅行の観光ベストシーズン

第2次世界大戦のポツダム会談の地として知られるポツダム。ここには、18世紀当時の最高峰の芸術家が集い、歴代のプロイセン王の宮殿や公園郡が広がっています。

 

中でも注目は、18世紀のプロイセン時代、フリードリヒ2世が陰鬱なベルリンの王宮に嫌気がさし、夏を過ごす宮殿として建てた「サンスーシ宮殿」です。サンスーシ宮殿の外装は、決して派手ではないものの、室内はロココ調で壁から天井まで豪華に飾られています。壁面は金色の植物文様の額で囲まれた絵画や大型の鏡が取り付けられています。また、フリードリヒ2世が愛用した思われるフルートの透明ケースや金箔で覆った木製のひじ掛けなど、芸術作品としての見どころも満載です。

 

また、サンスーシ庭園内にあるシャルロッテンホーフ宮殿は1826年フリードリヒ・ヴィルヘルム3世が、長男であるフリードリヒ・ヴィルヘルム皇子のために建造させた宮殿で、「庭園中の宮殿」の傑作と称えられています。

 

ほかにも、ベルリンとポツダムの中間であるハーフェル川に浮かぶ小島である「孔雀島」には、王家の避暑地ということもあり、宮殿の他庭園、教会、狩猟小屋などが建設されました。孔雀島には、今でも孔雀がおり、そこかしこで姿を見ることが出来ます。王にとっての贅沢とは何か?それを知りたければ、サンスーシ宮殿にぜひ、足を運んで下さい。

 

4位 古代ローマの原風景 「トリーアのローマ遺跡群・聖ペテロ大聖堂及び聖母マリア教会」

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出典:Wikipedia

ドイツの西部に流れるモーゼ川流沿いに作られた植民都市、それがトリーアです。ローマ帝国を築いたカエサルの跡を継いだ初代ローマ皇帝アウグストゥスによって開かれました。商業や文化が発展し、第2のローマと呼ばれました。このことからも重要文化財としての価値をお分かりいただけるでしょうか。浴場や石畳の道路など、古代ローマ建造物がいたるところで見ることが出来ます。

 

トリーア大聖堂は、ドイツ三大大聖堂と言われ、ドイツ最古の大聖堂でもあります。その聖堂と回廊でつながっているのが聖母マリア教会です。ゴシック建築で作られ、中には入ればステンドグラスの光が神々しい雰囲気を醸し出しています。まるで映画のワンシーンを見ているかのようです。

 

古代ローマと言えば、コロッセオを思い浮かべる方も多いと思いがここトリーアにも円形劇場があります。あらゆる見世物に対応したと言われ、3万人を収容したと言われています。映画にも登場しそうな古代ローマの世界、イタリアに行かずともドイツでも、ここに来れば堪能できるスポットです。

 

3位 美術好き垂涎の地「ベルリンのムゼウムスインゼル(博物館島)」

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出典:4meee!

ドイツの首都ベルリン市内を南北に流れるシュプレー川の中州にて、ブランデンブルク門から東に伸びるウンター・デン・リンデン街を境とする地区にある、5つの博物館、美術館を総称して「博物館島」となっています。

 

博物館島には、「旧博物館」「新博物館」「旧国立美術館」「ボーデ博物館」「ペルガモン博物館」から成ります。歴史的に一番古いのが「旧博物館」です。1830年にカールフリードリヒ・シンケルの設計により建築されました。外観は新古典主義の美しさを誇ります。館内では、フリードリヒ・ヴィルヘルム3世が収集したギリシャ・ローマの貴重な美術品を鑑賞することが出来ます。

 

新博物館は、旧博物館の裏手にあり、1859年に建設されました。第2次世界大戦により、破壊されましたが今では復元されています。エジプト美術から先史時代の展示がされており、特に紀元前1345年に制作されたとされる古代エジプトの王妃ネフェルティティの胸像は有名です。教科書でもお目にかかったことがあると思います。

 

最も新しい博物館で、一番の人気を誇るのが「ペルガモン博物館」です。古代ローマや古代オリエント美術、さらには中東美術を豊富に展示されています。紀元前180年「ゼウスの祭壇」や紀元前560年頃古代バビロニアの「イシュタル門」や「行列通り」など、巨大遺跡の展示が見どころ。美術好きならずとも、一度は訪れたい場所です。

 

2位 中世ドイツの奇跡「レーゲンスブルクの旧市街」

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出典:Wikipedia

ドナウ川の最北端に位置するレーゲンスブルクは、第2次世界大戦の戦火をまぬがれ、「ドイツの中世の奇跡」とも言われています。古代ローマからロマネスク式、ゴシック様式まで2000年に渡る歴史が町のそこかしこに見られるスポットになっています。

 

レーゲンスブルク旧市街には、17世紀半ばから19世紀初頭に掛けて神聖ローマ帝国議会が置かれ、ドイツに現存する最古の石橋、「シュタイナー橋」も大きな見どころとなっています。長さ310メートル、16のアーチから構成されており、1135年~1146年にかけて建築されました。歴史的価値はもちろんのこと、夕焼けに映える石橋は
絶景ポイントです。

 

また、レーゲンスブルクの対岸にあるドナウ川の中ノ島がシュタットアムホーフ。13世紀の建造物が残る街で、敵の侵入を防ぐ防護施設があります。町の中の旧聖カタリナ慈善病院が世界遺産に認定されています。

 

1位 神を近くに感じる神秘空間「ケルンの大聖堂」

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ドイツの世界遺産と言えば、やはり「ケルンの大聖堂」です。ゴシック様式の建築物として世界最大の姿は、荘厳でありながら繊細な彫刻が施され、全ての人の心をとりこにすると言っても過言ではないでしょう。

 

高さは、157メートルを誇り、奥行きは114メートル、幅86メートル、40階の高層ビルに匹敵する大きさを誇ります。およそ632年の月日をかけて作られたと言われています。神のいる天を目指した当時の人々の思いを感じ取ることが出来ます。

 

天へのあこがれを感じさせるのは、外観だけではありません。柱や柱の装飾、天井の尖頭アーチ、窓の形、あらゆるものが天に向かっています。

 

回廊には無数のステンドグラスが飾られ、厳かな気持ちにさせてくれます。中でもバイエルン王ルードヴィッヒ1世が奉納した「バイエルンの窓」と言われる5枚の窓は必見です。中央の祭壇の奥には、世界最大の黄金で飾られた聖棺があり、東方三博士の頭蓋骨が収められています。

 

聖堂に身を置くと、神がそばにいるかのような気持ちさせてくれますが、聖堂のてっぺんに登ることも可能です。ケルンの町並みを一望でき、一生忘れえぬ景色となることでしょう。

 

まとめ

ドイツの世界遺産、いかがでしたでしょうか?今回、もう一つご紹介したかったものの一つに「ドレスデンのエルベ渓谷」があります。元々、世界遺産に登録されていましたが、新しく出来た橋が景観を損なうとされ、登録を抹消されました。しかし、美しい渓谷であることには変わりありません。

 

ドイツの世界遺産と一言で言っても、カトリックの歴史、古代ローマの趣きなど、その魅力はいろいろです。まずは、その目でお確かめください!

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