ドイツの田舎を観光したいならコンスタンツがおすすめ

ドイツ観光田舎

ドイツの観光で何かとオススメされるのは、7つの街道です。代表的なのは「ロマンチック街道」「古城街道」「メルヘン街道」など皆さんも一度は耳にしたことがあるかもしれません。それぞれの街道に魅力があるのですが、まだ、日本人があまり知らない田舎町を楽しみたい!そんな方におすすめのスポットをご紹介します。

 

それが、ドイツの最南端の町、コンスタンツです。日本でいえば、軽井沢のような保養地としても知られる場所です。そのためにドイツでもちょっと特殊な観光地になっています。今回は、コンスタンツとその周辺の観光スポットの魅力をたっぷりお届けします。

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そもそもコンスタンツとは?

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出典:フォートラベル

コンスタンツは、バーデン=ヴュルテンベルク州に属し、人口8万人ほどの町です。ドイツとスイスの国境沿いにあり、日本から行くにはスイスのチューリッヒ空港もしくは、フランクフルト空港からの電車移動となります。フランクフルト空港からは7,8時間以上掛かり、チューリッヒ空港は2時間程度。交通の便は決してよくないですが、ドイツ人にとっては憧れの観光スポットとして人気の町でもあるのです。

 

キリスト教世界において、コンスタンツは歴史的に重要な場所です。1414年から1418年にかけて行われたコンスタンツ公会議が開かれました。これは、3人の並立する教皇を一人にしようという中世最大の会議が開かれた地なのです。当時の歴史の一ページを記録する建物やら壁画か、各地にあるのでそれを見てみるのも楽しみの一つです。ちなみに、現在、公会議からちょうど600年を数えるため、各種イベントが開催されています。

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コンスタンツの5つの魅力を紹介

 

ボーデン湖

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出典:Wikipedia

コンスタンツの魅力と言えば、外せないのがボーデン湖です。琵琶湖の大きさの8割ほど、1周268キロメートルです。北のハンブルクを除けば、ほぼ陸に囲まれた国であるドイツにとってボーデン湖の景色は、特別な美しさを持った地域と言えるでしょう。

 

夏になれば、ボーデンの湖に周辺の公園は新緑に包まれ、開放感あふれる空間を味わうことが出来ます。そこでは多くのドイツ人が思い思いの夏を堪能しています。例えば、スラックライン。木と木の間にロープを張って、その上で飛んだり、回転したりするスポーツです。アクロバティックな綱渡りとでもイメージしてください。

 

また、ボーデン湖では多くの人が日焼けや水遊びを楽しんでいます。冬の季節には、日照時間が少なく寒さも厳しいためなのか、日光浴を思う存分楽しむ人の姿も見受けられます。さらに、日本人には驚きのヌーディストビーチもあります。ビーチというと、語弊があるかもしれませんが、湖の特定の場所は、ヌーディストゾーンになっています。ドイツにはFKK(エフカーカー)と呼ばれる考え方があります。これは「人は生まれたまま姿でいるべきである」という考えです。つまり、自然に触れるには、自分たちも自然の姿で触れよう!と考える裸体主義者が集っています。一応、断っておきますが、何も若い人ばかりがいるわけでなく、老若男女の方がいます。なので、冷やかし半分で、服を着たまま、うろうろしていると怪しまれるので、ヌーディストを楽しむなら、自分もそのような恰好で臨んでください。

 

ちなみに、年々、このヌーディストゾーンは狭くなってきており、ドイツ人の中でも賛否両論あるものなので、誰もが楽しんでいるわけではありません。

 

美しき湖畔の町 メーアスブルク

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出典:フォートラベル

コンスタンツの足となるのは、連結バスです。二台分のバスが連結しているので見るだけで、最初はアッと驚きます。ドイツの主要な町は、トラムという路面電車での移動が多い中、それほど大きくない町コンスタンツではバスでの移動となります。そんなバスを使って15分、フェリーに乗り継いで30分ほどで行けるのが、メーアスブルクです。

 

ドイツで最も古いと言われる古城も残り、まるで中世のドイツにタイムスリップしたかのような古き良きドイツの景色を存分に楽しむことが出来ます。オープンテラスが立ち並び、美しい景色の中で飲むビールは格別でしょう。また、メーアスブルクに立ち寄った際は、白ワインを味わってください。ビールのイメージの強いドイツにおいて、メーアスブルクはぶどうの栽培も盛んです。地元のぶどうで作った白ワインは、甘いワインが多いドイツワインとも一味違ったすっきりとした酸味の多いワインが豊富です。

 

また、メーアスブルクに立ち寄った際に訪れてほしいのが、メーアスブルク新城。中心部のマルクト広場から徒歩2分です。コンスタンツ司教が新たな居城として1712年~1760年にかけて作られた城で、色鮮やかなバロック形式の城には、当時、城で使われていた家具やストーブ、絵画を見ることができます。さらに城内には州立のワイナリーも併設されているので、ワイン好きにはぜひ、おすすめです。

 

城内の庭に足を運ぶと、目に飛び込んでくるのがボーデン湖です。高台にあることもあり、ボーデン湖を一望できる絶景ポイントになっています。ボーデン湖の雄大さと美しき青い水辺の風景は、他のドイツでは味わうことのできない感動を与えてくれます。

 

飛行船を生んだ町 フリードリヒスハーフェン

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出典:フォートラベル

メーアスブルク同様、ボーデン湖畔のリゾート地として知られるのがフリードリヒスハーフェンです。湖に沿って、緑あふれるプロナードが続きます。この町は、20世紀初頭、フェルディナント・フォン・ツェッペリン伯爵が開発した硬式飛行船の地でもあり、ツェッペリン博物館ではその歴史を伺えます。硬式飛行船は、従来の軟式飛行船と違い、浮揚するためのガス袋と船体構造を分けることで、形の変形することなく、高速で移動できる乗り物して全盛を極めます。

 

しかし、タイタニック号の悲劇に並ぶとされる惨事、ヒンデンブルク号の炎上は、乗員乗客の35人が命を落とす痛ましい事件となり、その後、飛行船は廃れていく歴史を持っています。現在は、言うまでもなく安全性が確保されており、飛行船発祥の地として、ワンフライト3万円ほどでボーデン湖を1周出来るツアーも開催されています。他の町では、決して味わうことのできない体験したいならフリードリヒスハーフェンに足を運んでみてください。

 

島全体が世界遺産 ライヒェナウ島

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出典:フォートラベル

コンスタンツの西、およそ7キロメートル離れたところにあるのがライヒェナウ島です。島全体が世界遺産に登録された古い歴史を持つ町です。日本人にとって、世界遺産というと、一大観光スポットと思われがちですが、ライヒェナウ島では観光地化がほとんど進んでいません。ドイツののどかな田園風景を味わいたい人には、特におすすめです。

 

島一番の見どころは、中世の初期に建てられた教会「聖ゲオルク教会」を始めとする三つの教会です。教会の壁画は、1000年以上前に描かれ、修道院建築の貴重な遺産となっています。現在も色彩豊かな壁画を見ることが出来ます。道は平たんなところが多いので、レンタサイクルなどでの観光も可能です。

 

花の島 マイナウ島

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出典:Twitter

コンスタンツを訪れた際には、立ち寄って欲しいのが「花の島」マイナウ島です。島とは言え、コンスタンツ駅からバス20分ほどで行けるのも嬉しいところ。元々は、荒れ果てた土地をレンナルト・ベルナドッテ伯爵が花と樹木をひたすら植え続けたことで、「花の島」への作り替えたのです。貴族の派手な浪費と思うかもしれませんが、今や年間100万人が訪れる一大観光スポット。素敵な財産を残してくれたものです。

 

4000種にも及ぶバラやダリアなど、様々な花が咲き誇るお花畑が大きな見どころですが、バロック式の宮殿や教会が色とりどりの花に囲まれている風景は、マイナウならではと言えるでしょう。

 

まとめ

ドイツの田舎町、コンスタンツはいかがでしたでしょうか?ボーデン湖というほかの土地にはない景色は、ドイツに慣れた人も初めての人も魅了することは間違いありません。また、国境沿いの町でもあるために、隣町に行けばスイスの文化も楽しめるスポットでもあります。

 

夏場が一番いい季節になりますが、冬場にはファスナハトと呼ばれる仮装祭りも開催されます。ぜひ、皆さんも一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

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